屠所之羊
【読み】 | としょのひつじ |
【その他の読み】 | - |
【別表記】 | - |
【類形同義語】 | - |
【訓読】 | - |
【漢検級】 | 1級 |
【屠所之羊の解説】
【意味】 | 屠所之羊とは、刻々と死に近づく者のたとえ。また、不幸に直面して気力を失った者のたとえ。 |
【注釈】 | 「屠所」は屠殺場のこと。家畜を殺して解体し、加工するところ。 屠殺場にひかれていく羊の意から。 無常観の表現としても使われる。 『涅槃経』に「朝露の勢いの久しく停まらざるが如く、囚の市に趣き歩歩死に近づくが如く、牛羊の牽かれて屠所に詣づるが如し」とあるのに基づく。 |
【故事】 | - |
【出典】 | 『涅槃経』三八 |
【注意】 | - |
【類義語】 | - |
【対義語】 | - |
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