屠羊之肆

【読み】 とようのし
【その他の読み】
【別表記】
【類形同義語】
【訓読】
【漢検級】 1級

【屠羊之肆の解説】

【意味】 屠羊之肆とは、分相応な本来の職業のたとえ。
【注釈】 「屠」は牛馬を殺すこと、「肆」はここでは店の意。
羊を殺してその肉を売る店のこと。
『荘子・譲王』に「夫れ三珪の位は、吾れ其の屠羊之肆よりも貴きを知れり」とある。
【故事】 中国春秋時代、追われていた楚の昭王に付き添った屠羊説に対し、無事に帰国できたとき恩賞を与えようとしたが、「元の職業に戻れたことこそが賞であり、それ以外に頂くのは筋違いです」と辞退をくり返したという故事に基づく。
【出典】 『荘子』譲王
【注意】
【類義語】
【対義語】

【使用漢字】

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