岐路亡羊

【読み方】
きろぼうよう

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
3級

岐路亡羊の解説

【意味】
岐路亡羊とは、学問の道が多方面に分かれていて、真理を得難いことのたとえ。また、方針が多すぎて選択に迷うことのたとえ。

【注釈】
「岐」は枝道・分かれ道の意。
『列子・説符』に「大道は岐を多くして羊を亡う。学者は方多くして以て生を喪う」とある。

【故事】
中国戦国時代、思想家である楊子の隣人の羊が一匹逃げたので、それを大勢の人で追いかけた。
しかし分かれ道が多かったため羊を取り逃がしてしまったのを見て、楊子は「学問も同様である」と嘆いたという故事に基づく。

【出典】
『列子』説符

【注意】

【類義語】
多岐亡羊亡羊之嘆

【対義語】

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