快刀乱麻

【読み方】
かいとうらんま

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
準2級

快刀乱麻の解説

【意味】
快刀乱麻とは、こじれた問題をあざやかに処理し、解決すること。

【注釈】
「快刀、乱麻を断つ」の略。
するどい刀で、もつれ合った麻糸をすっぱりと断ち切ることように、物事を手際よく処理する意から。
「快刀」は切れ味の良い刀。「乱麻」は絡み合った麻糸のこと。

【故事】
『北斉書』には、北斉の高祖が乱れた糸をほぐすように言ったところ、高洋という子供は「もつれた糸は斬ってしまうべきだ」と言い、糸を刀で斬ったとある。
高洋は後に文宣王となった。

【出典】
『太平御覧』巻二一五に引く謝承、『後漢書』方儲伝、『北斉書』文宣帝紀

【注意】
「快刀」を「怪盗」や「快投」「怪刀」、「乱麻」を「乱魔」や「乱摩」と書くのは誤り。

【類義語】
一刀両断

【対義語】

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