心頭滅却

【読み方】
しんとうめっきゃく

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
3級

心頭滅却の解説

【意味】
心頭滅却とは、心に浮かぶ雑念を取り去ること。

【注釈】
「心頭を滅却すれば火も自ずから涼し」の略。
「心頭」は心の中、「滅却」は消し滅ぼす、なくしてしまうこと。
どんな苦難にあっても心から雑念をなくせば、苦難を苦難とも感じないことから。
杜荀鶴の詩『夏日悟空上人の院に題す』に「安禅必ずしも山水を須いず、心中を滅し得れば自ら涼し(安らかに座禅をくむには、必ずしも山水を必要とするわけではない。心の中から雑念を取りされば火さえも涼しく感じるものだ)」とあるのに基づく。

【故事】

【出典】
杜荀鶴・詩「夏日悟空上人の院に題す」

【注意】

【類義語】
則天去私大悟徹底/無念無想/明鏡止水

【対義語】

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