五蘊皆空

【読み方】
ごうんかいくう

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
1級

五蘊皆空の解説

【意味】
五蘊皆空とは、人間界に存在するものはすべて実体がなく空であるということ。

【注釈】
「五蘊」は、仏教で、すべての存在を構成する五つの要素のこと。色・受・想・行・識の五つに分類される。
「皆空」は一切のものが空である意。
五蘊は条件によって変化するものなので、すべての存在は空であるという仏教の思想。
『般若心経』の「観自在菩薩、深般若波羅蜜多を行じし時、五蘊は皆空なりと照見して、一切の苦厄を度したまえり」に基づく。

【故事】

【出典】
『般若心経』

【注意】

【類義語】
一切皆空/五蘊空寂/色即是空

【対義語】

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