馬耳東風

【読み方】
ばじとうふう

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
4級

馬耳東風の解説

【意味】
馬耳東風とは、人の意見や批評をまったく心に留めず、聞き流すことのたとえ。

【注釈】
「東風」は東から吹く風、春風。
春風が吹けば人は心地よいと感じるものだが、馬は何の感動も示さないことから。
「東風、馬耳を射る」の略で、李白の詩「王十二の寒夜独酌懐う有るに答う」に「世人此れを聞きて皆頭をふる、東風の馬耳を射るが如き有り(世の中の人々はみなこれを聞くと頭を振り、聞き入れない。春風を馬の耳に吹きつけるようなものであるの意。)」とあるのに基づく。

【故事】

【出典】
李白「王十二の寒夜独酌懐う有るに答う」

【注意】

【類義語】
呼牛呼馬/対牛弾琴/対驢撫琴

【対義語】

  • URLをコピーしました!