不立文字

【読み方】
ふりゅうもんじ

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】

【訓読】

【漢検級】
準2級

不立文字の解説

【意味】
不立文字とは、文字や言葉を用いて表現しないこと。

【注釈】
「不立」は用いないの意。「文字」は文章や言葉のこと。
禅宗の語で、道を悟るというのは経典の所説ではなく、修行を積むうちに心から心へと伝えるものだという考え方。
その立場を「不立文字」「教外別伝」「以心伝心」などの言葉で標榜した。
しばしば「教外別伝」と対にして用いられる。

【故事】

【出典】
『無門関』

【注意】
「不立」を「ふりつ」、「文字」を「もじ」と読むのは誤り。

【類義語】
以心伝心/感応道交/教外別伝/神会黙契/拈華微笑/黙契秘旨/維摩一黙

【対義語】

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