籠鳥檻猿

【読み方】
ろうちょうかんえん

【その他の読み方】

【別表記】

【類形同義語】
檻猿籠鳥(かんえんろうちょう)

【訓読】-

【漢検級】
1級

籠鳥檻猿の解説

【意味】
籠鳥檻猿とは、自由を奪われ、自分の思うように生きられないもののたとえ。

【注釈】
籠の中に閉じ込められた鳥と、檻の中に閉じ込められた猿の意で、ともに自由を奪われた境遇であることから。
白居易の詩『山中にて元九に書を与え因りて書後に題す』に「籠鳥檻猿倶に未だ死せず、人間相見るは是れ何れの年ぞ」とあるのに基づく。

【故事】
唐の時代、白居易とその友人である元稹がともに左遷にあい、不自由な生き方を強いられた。
そのときの二者を、白居易が比喩して言ったことば。

【出典】
白居易・詩「山中にて元九に書を与え因りて書後に題す」

【注意】

【類義語】
自縄自縛/楚囚南冠/手枷足枷

【対義語】

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